シンスプリントの痛みについて

シンスプリントの痛みについてのブログ画像
シーサー

大阪市住吉区のシンスプリント、スポーツでの痛み、鍼灸施術、骨盤矯正の長崎はりきゅう接骨院です!

院長 とおる

今回はスポーツ障害の一つ、シンスプリントの痛みについてです!

この記事でわかること
  • スポーツに多いシンスプリントとは?
  • シンスプリントになったらどうしたらいいの?
  • 当院で行っているシンスプリントの施術、施術体験例
目次

スポーツに多いシンスプリントとは?

シンスプリントは脛の真ん中から足首に向けての内側に多く(脛骨中下1/3といわれています)広い範囲で痛みが出るものをいいます。
別名【脛骨過労性骨膜炎】といわれていてスポーツ障害の一つです
主に足首や足の指を曲げる筋肉の使い過ぎにより起こる脛骨の骨膜炎です。
ランニングなどの反復する動作でなることが多いですよ
症状が強くなってくると、疲労骨折を起こす場合もあるので注意が必要です。

走る、ジャンプする、止まるなどスポーツ活動において必須な動作ですが
力を発揮する動作なので痛みが出やすくなります。
スポーツをたくさんしている中~高校生に多いですが、最近はマラソンする方も増えているので30~40代でも多いですね!

院長 とおる

この仕事に携わってきて長いのですが、スポーツ初心者や体育の授業などでたくさん走るといった普段あまりスポーツをしていない子にもみられることはあります

足の痛みシンスプリント

これは脛の内側の画像になりますが、大体このあたりに痛みが出てくるとシンスプリントを疑いますね

シンスプリントの原因としては…

  • 運動のし過ぎ(使い過ぎ)や急激な練習の質の変化
  • 普段運動していないのに急にたくさん運動した
  • 固いアスファルトなどを長時間走った
  • 足全体の筋力不足や柔軟性の低下
  • 偏平足や回内足などの足の形の形状によるもの
  • シューズのクッション性の低下etc.
院長 とおる

初心者などで多いのは、2と3に多い印象です!

症状として…

  • 走ったりジャンプするとすね・ふくらはぎが痛い
  • すねの内側の骨を押すと痛い
  • 運動を始めると痛くなってくるが、そのうち痛みがなくなる。そしてまた、運動が終わると痛みだす
  • ズキズキとした激しい痛みではなく、ズーンとした、鈍い、響くような痛みである
  • 筋肉痛のような重たい痛みが常にあるetc.
シーサー

こういった痛みが多いのが特徴ですね
特に運動を始めると~っていうのがスポーツ障害では多い気がします!

シンスプリントになったらどうしたらいいの?

シンスプリントかなと思ったら、自己判断せず専門の方に診てもらいましょう
すぐには疲労骨折にはなりませんが、痛みをこらえて運動を続けていると当然リスクはあがりますので早く痛みをとりたいというのであれば、対応は早いにこしたことはありません。

とはいっても、なかなかいけないという方は毎日のストレッチやアイシングなどは必須です!
痛い部位はもちろん、特にふくらはぎや足の裏の筋肉など脛の内側に関係するところは毎日時間をかけてストレッチすることがいいですね。あとは股関節や太もも裏も大事になってきますので一緒にしましょう。

すぐにクラブを休むといった選択肢が絶対ではないのですが、症状も痛みの質も人によって様々なので、自己判断せずに早めに専門家に診てもらいアドバイスをもらう方がいいですよ。

当院で行っているシンスプリントの施術、施術体験例

基本的には腰から股関節、太もも、足にかけて全体をみてから施術していきます
理由としてはシンスプリントは上にも書いたように筋肉の柔軟性の低下もありますが
骨盤にうまく体重がかけれていないもしくはかけすぎている状態になっていることが多いからです
なので体全体をみてからその子にあった施術を行っていきます

シンスプリントの施術体験例

主訴
  • 14歳中学生男子、陸上の練習をしていて練習がハードになってきて脛の内側の痛みがでてきた
    来院動機はお母さんがネットでみてスポーツに強そうということで来院
  • 脛の内側の痛み、練習前後は特に痛い
  • ズキズキ感はない
  • 大会が近いので陸上休めないので、練習しながら治していきたい

注意点として…

  • 必ず練習後にはアイシングをする
  • 必ず指導したストレッチをする
  • 痛みが我慢できない場合は休む

上記3つは必ず守るようにして施術開始です

痛みの確認や徒手検査

整形外科にもいっていたので疲労骨折はないといわれたようですが、再度徒手検査を行っていきます。痛みの場所やどれくらい関節が動くのかや筋力はどれくらいあるかなど評価はしていきます。
超音波画像観察も行っていきます。

大阪市住吉区万代東の長崎はりきゅう接骨院の超音波診断装置の画像
施術&セルフケア指導

患部の筋肉の緊張を緩めたり各関節の動きをよくしていき、上記にも書いたように骨盤に体重がうまくかかってないことも当院では原因として考えていますのでそこも施術していきます。ストレッチやアイシングなどのセルフケア指導を行いました。
はりや超音波も行い、施術後は痛みは軽減、少しづつ症状もよくなっていきました

大阪市住吉区長崎はりきゅう接骨院のハイボルテージ施術画像
経過

1週間は練習が強度になると痛くなったり、ましになったりと停滞気味でしたが
本人のセルフケアに対する意識も高かったしお母さんがちゃんと家でみてくれていたようで
3週間ほどでほぼ痛みがなくなりました

院長 とおる

痛みがなく思いきり運動できるようになったのでタイムも自己ベストが出たようでとても喜んでいましたよ!
その後もストレッチは継続しているようです(お母さん談)

当院でもそうですが、大体施術時間は15分から20分くらい
そして、クラブ活動の時間は2時間から3時間…
運動している時間は長いのでいくら施術してもそれ以上に動くので追いつきません
それですぐに痛みをとってくれというのはほぼ不可能に近いです
ですが、本人、施術者、親御さんと症状への認識を把握していると痛みの早期改善につながります
スポーツでの痛みは特にそういった傾向が多いような気がします

シーサー

という感じで今回はシンスプリントの痛みについてでした!
シンスプリントでお悩みの方はお気軽にご相談くださいね(^^♪

シンスプリントの詳しい説明はこちらから

目次