スポーツにおける股関節の痛みについて

シーサー

大阪市住吉区万代東の股関節の痛み、鍼灸治療、骨盤矯正の
長崎は離宮接骨院です!

院長 とおる

今回はスポーツでの股関節の痛みについてです!

この記事でわかること
  • スポーツでの股関節の痛みの種類
  • 股関節の痛みをほっておくとどうなるの?
  • 当院での股関節の痛みについての考え方、治療例
目次

スポーツでの股関節の痛みの種類

スポーツ活動において股関節の痛みは結構多い痛みになります
なぜかというと、体重をもっとも受ける関節と足の動きにおいて大きく動く関節で複雑な動きをする関節だからです
その関節の特性上痛みが引きにくいことが経験上多い気がします

スポーツでの股関節の痛みの種類をざっくりと分けてみると…

  • 単純性股関節炎
  • 大腿骨頭すべり症
  • インピンジメント症候群(FAI)
  • 鼠径部痛症候群(グロウインペイン)
  • 腰痛に起因する股関節痛など

スポーツではこんな感じに分けられるのかなと思います
単純性股関節炎と大腿骨頭すべり症はスポーツでなくてもでることはあります。比較的小さい子にみられます
また、単純性股関節炎の場合はペルテス病との鑑別が難しいですね
3~5に関しては基本スポーツでの痛みであることが多い印象ですね

他にも変形性股関節や臼蓋形成不全などもありますがここではいれないことにします

股関節の痛みをほっておくとどうなるの?

特にスポーツにおいては、痛みをそのままにしておくといろんな動作に痛みがでてきます
走る、ストップする、ジャンプするなど基本動作で痛みがでるのでスポーツに支障がでてきます
初めは違和感程度が多いのですが、だんだん痛みが強くなってきやすく、歩くと痛みがでることも出てきて生活上でも支障がでる子も多いです

特にサッカーでの蹴る動作のスポーツに多い鼠径部痛症候群は痛みが引きにくいことが多いです

当院での股関節の痛みについての考え方、治療例

当院では股関節の痛みへのアプローチは
基本的に骨盤、特に仙腸関節由来の症状が多いと考えて施術にあたっています


骨盤はこういった形になっていますが、股関節の位置がいい位置にあることが痛みが出にくいと考えるなら
骨盤全体の位置関係が正しい位置にないとバランスが崩れてそこに負荷がかかりやすくなります

そこから腰や股関節、太ももの筋肉などの緊張して痛みが取れにくい状態になっていくと考えています
なので腰や股関節の治療には骨盤の調整が必須になると当院では考えています

当院での股関節の治療例

先日、当院に来られていた小6のバスケ部の子で朝起きたら股関節が痛くて歩けない
お母さんから連絡があり来院されました

症状を確認すると…

  • 左足の股関節の前が痛がる
  • 太ももをあげる筋肉の検査にて痛みがある
  • 前からちょっと違和感があった

この3点とバスケでの反復動作にて痛みがでているので
『単純性股関節炎』という症状かなと考え、骨盤の施術と股関節の調整を行いました
家でのセルフケアや指導を行いその日は施術を終わりました

当日はまだ痛みがあったようですが
翌日には痛みがかなり引いて普通に歩けるようになっていました
また、3日ほどすると施術してスポーツにも復帰できました

症状的にやっぱり単純性股関節炎だったかなと思います
→比較的痛みが早めに引いたので

しかし、成長期にハードにスポーツをしているお子さんは
まれにこういった症状の中に疲労骨折が隠れている場合があります

そのうちに治るやろとか練習が忙しいから治療に行けないと思っていると症状が強くなる場合もたくさんあります
なので股関節に限らず少しでも症状があるなーという時は早めに治療院に行くことをお勧めします(^^♪

ちなみにこの股関節のこのブログを書こうと思ったのは
最近、立て続けにスポーツをしているお子さんが全く同じ症状で来られたからなんです

お子さんの身体のケアはご自身でされる方が一番いいのですが
小中学生の子はあまり自分でされない子が多いし、指導者もそこまで手が回りません
また、練習を休むとどうも気が引けると痛みを自分から行ってくれない子も中にはいます

なのでできれば親御さんが見ている中で
痛みを聞きながらストレッチやアイシング、対応できなければ
治療院に行くことを早めに勧めてあげるほうがいいかと思います

また、ケガを通じて痛みの予防にもつながる&子どもとのコミュニケーションもできるのでいいかと思いますよ
ぜひ一緒にやってみてくださいね!

こんな感じで今回は終わります!

スポーツでの痛みの詳しい説明はこちらから

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